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2010.06.12 禁門の変
いよいよ禁門の変。
会話拾ったら引用ばっかりになってしまいました…
激しいネタばれなのでご注意を。

※青色は引用
<禁門の変>

・奇兵隊を貸せ、という三条実美に晋作は(この寄生虫め、何を考えていやがる)

・晋作は徹底した薩摩嫌い
 「薩摩は藩も人も、やることなすことが美しくない」

・来島又兵衛が西郷隆盛の魅力について「あの眼が…」と語り出す
 晋作(お~い、眼玉の話かよ)

・京での晋作と玄瑞
 ― 暗い、暗すぎる
 一見、以前の久坂と変わらないように見える。沈着な物腰、冷静な情報分析、冴えたその予見は一段と老成して見え、風格が増したかのようであった。だが、晋作は久坂の内面に潜む陰鬱な翳を見逃さなかった。
 ……省略……
 「雨がひどかったそうだな、あの夜は」
 晋作は、慰め顔でそう尋ねた。八月十八日の深夜、篠つく雨の中、七卿を擁して西国街道を下る長州藩士のみじめな姿が目に浮かぶ。
 「そう言えば、雨が降っていたような気がする。頭の中は空っぽで、無性に涙だけが流れていた。
  体は火のように熱かった…(省略)」
 ……省略……
 「西郷の考えそうな策だ」
 「おのれ……」
 と、久坂は呻いた。
 「義助よ、そう熱くなるのはよせ」
 晋作は、友の心情を気遣った。
 「そのうち、幕府側も気付いて臍を嚙むことになる。一度裏切った奴は必ず裏切る。
  そのうちに仲間同士が食い合いをする……」
 「晋作、そういうが、おれは……」
 「待てんというのか。お前は結果を急ぎすぎる。もうちょっと長生きすることを考えろ。
  いつか……十年先か、十五年先か、西郷と大久保がそれぞれ郷党を巻き込んで、
  攻め合い殺しあう日がきっと来る……世の中の怖さというのは、そういうものだ」
 「…………」
 桂はその言葉を一生忘れなかった。この場の三人のうち、桂だけがその予言の適中する姿を見る。


・中岡慎太郎は長州人以上に長州を愛した
 ― 天下の事は、長州人のいのちを費やしてのちに成る

・池田屋事件についての作者の見解
 会合の主催は肥後の宮部鼎蔵である…省略…
 また、この会合には桂も出席を予定していたが、所用あって遅れ、難を逃れた。
 両者ともに、慎重では人後に落ちない。にもかかわらず、二人がまったく成算の立たない
 京都放火、御所乱入の計画を進めていたという、解き難い謎である。
 ……省略……
 理由はともあれ、これは新撰組の暴挙であった。幕臣の勝海舟でさえ、度し難い暴虐と断じ、
 幕府の命運を縮めたと慨嘆した。
 暴挙の所以は、有無を言わせず斬りこみ、おう殺を目的としたことにある。
 京の治安を預かる機関が、自ら殺戮を以て正当行為とするのは、暴虐以外の何ものでもない。
 しかも、襲撃を受けた中には、正規の長州藩士がまじっていた。
 藩士の治外法権の侵犯は幕法の厳しくいましめるところである。
 それを治安機関が恣意に破り、その監督機関である会津藩が藩屏を出動させ援護したというのは、
 無法極まりない。


・池田屋事件の悲報を受け、長州軍進発
 ― 晋作は、どうしているかな。 
 久坂はなつかしい友の面影を偲んでいた。

・禁門の変における長州人は強悍そのもの
 松陰思想に熱狂し、死を恐れず突進した。一つの思想に全軍が殉じて悔いなかった



引用ばっかりですみません……
どの本でもそうですが、禁門の変のところは辛いです。
とくに晋作と玄瑞、二人の最後の対話がしっかりと書かれているものは余計辛いです。
二人のシーンがあるのは嬉しいんですけどね……何というか切なくて……

池田屋事件については、池宮氏が私の言いたいことを全て書いてくださっているので特にはないです。


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