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2010.05.15 攘夷
最近、授業中にブログのネタ(っていうのかな?)を書いてます。
もちろんちゃんと授業は聞いてますよ。
そのネタを書くためにはこの言葉の説明をしておこうと思います。
自分の持つすべての知識と資料をフル活用いたしました。
といってもたかが知れておりますし文章力もまるでないので、あまり参考になさらないでください…




攘夷

【攘夷論】
開国に反対し、外国勢力(夷狄)排除を主張する幕末維新期の排外論。
儒学の華夷思想に由来し、自国(中華)と夷狄とを区別する各分論のうえに立つ。
幕末期、先進列強がアジアに進出し日本の開国を要求するに及んで現実性を得て、政治的行動の論拠となる。
後期水戸学が主張し、会沢安の『新論』などはその典型。
やがて井伊直弼の安政条約の違勅調印などを契機として尊王論と結びつき、反幕のスローガンとなった。
攘夷論は明治初年まで尾を引き、外国人殺傷事件をひきおこした。

<出典:最新版角川新版日本史辞典 角川学芸出版>


ごちゃごちゃ書いてありますが、要するに「外国を追い払う」という意味です。
攘夷派といいますが、その攘夷にも色々な考えがありました。
その主なものを紹介したいと思います。

Ⅰ.排外を目的とした攘夷
ただ単純に外国を排外しようとする考え。感情的攘夷論。
外国人を襲撃したテロ行為など。この考えはかなり少数。
でも黒船来航時はこの考えが一番多かったのでは…
「龍馬伝」の武市さんも見た感じではこれに近いですよね。

Ⅱ.破約攘夷論
条約改正を第一の目的としたもの。
条約とは井伊直弼が独断で調印した「日米修好通商条約」
この「修好通商条約」を結ぶことで「開国」したことになる。
  ①強硬論:武力対決も辞さないとする姿勢で、不平等条約の破棄を要請。
       そのうえで平等な条約を結ぶように幕府に迫る。
       主に長州藩や一部の公家が主張。
  ②穏健論:外交交渉で要求し武力対決は避ける。
       また条約の全面早くは無理なのでせめて横浜港の鎖港を交渉しようという姿勢。
       主に幕府・薩摩藩などが主張。

Ⅲ.外圧に対する抵抗論
中岡慎太郎の発言。
「攘夷」=抵抗 「鎖国」=独立
アメリカがイギリスに対して「攘夷」をやり「鎖国」を実現した。
→アメリカはイギリスの圧力にくじけず抵抗を続け、戦争に勝利することによって独立を達成した。
うちの大学のK大名誉教授によると、坂本龍馬の「攘夷論」もこの抵抗論にあてはまるらしい。

<参考・引用:『幕末史』半藤一村 大学の授業で配布されたレジェメ>


とまあ、「攘夷」にも色々な意味・考えがあります。
これ以外にもたくさんの「攘夷」があると思います。
長州藩はⅠ.の排外思想のほうに捉えられがちですが、実は違うんですよね。
それについてはまた別で述べたいと思います。
「龍馬伝」を見るとき、登場人物の言う「攘夷」はどういう意味をもつんだろう、と
考えて観るとおもしろいと思いますよ。

ではでは、お粗末さまでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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