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2009.07.09 吉田稔麿
先ほどの更新で終わるつもりだったのに。
ガタの紹介やさっきの記事で栄太の名前を出していたら、なんだか栄太について書きたくなってしまいました。どうやら私は高杉さんの次に栄太が好きなようです・・・
吉田稔麿
天保12年閏1月24日(1841年3月16日)~元治元年6月5日(1864年7月8日)
長門国萩松本村新道生まれ。足軽吉田清内の長男。
通称:栄太郎・稔麿  字:無逸  号:風蓱軒  諱:秀實
享年23。明治24年4月8日、贈正四位。

生涯
吉田性は自称。恐らく松陰を慕ってつけたものだと思われる。伊藤俊輔(博文)の幼馴染み。小さい頃はよく一緒に遊んだようである。たまに喧嘩もしたが栄太の方が強く、俊輔のことを「青びょうたん」といってからかっていたらしい。
9才の頃、松陰先生の叔父で村塾の2代目主宰であった、久保五郎左衛門の“久保塾”に通うようになる。そこには70~80人の生徒がいて、俊輔も在籍していた。栄太の才能はずば抜けていたらしく、俊輔(博文)は後年「自分は他のものには引けを取らなかったが、栄太にはかなわなかった」と語っている。
安政3年(1856年)、彼は松下村塾に入塾。そこで生涯の師となる松陰と出会う。松陰は栄太に“無逸”という字と“秀實”という諱を与えて大変可愛がった。後に入塾した高杉晋作、久坂玄瑞とともに“松陰門下の三秀”、入江九一を加えて“松門四天王”と称されるようになった。松陰の死後、その才能を藩から認められ、志士として活躍。しかし、元治元年6月5日、池田屋事件勃発。江戸からの帰藩の途中で立ち寄った京都で、たまたま会合に出席し、池田屋事件に巻き込まれた。享年23。早すぎる死であった。

師・松陰との絆
栄太郎は松陰最愛の弟子といわれている。安政5年、松陰は過激な計画をたてるが藩にばれて牢獄に入れられた。その処置に抗議した栄太ら8人は謹慎に処されてしまった。貧しい足軽の長男で、働き手でもある栄太は家族、一族から松陰との関わりを立つようにいわれた。家族を護るため、栄太は松陰に会わぬ事を決意。塾に来なくなった栄太を心配して、松陰は何通も手紙を送ったが栄太から返事は来なかった。そんな栄太を塾生達は「変節」したといい、ついに松陰も「無逸は心死した」と嘆いた。しかし松陰は誰よりも栄太のことを理解し、なにより心配していた。
入江九一への手紙には「栄太が僕のことを一番分かってくれている。自分と似た欠点のある栄太がもっとも好きだ。」 「栄太の真意は僕だけが知っていればいい」 「栄太の生き方を理解してやってくれ」
また高杉晋作に宛てた手紙でも、「栄太の気持ちは理解している。今でも栄太のことが気になっている」 と処刑直前まで気にかけていた。その内容は、涙が出そうになるほど(自分だけかも)
これが松陰最愛の弟子といわれる由縁だと思う。
松陰が亡くなったあと、栄太は焼香には行かなかったが、百日間喪に服したという。

戯れ絵
ある日、山県狂介が塾を訪れると栄太郎が絵を描いていた。そこには鼻輪のない放れ牛、坊主頭で裃を着て座っている人物、木刀、そして棒きれが書かれていた。狂介が栄太に意味を尋ねると、「放れ牛は晋作だ。これは中々駕御できない人だ。坊主頭で裃は玄瑞だ。玄瑞は医者の身分だが、廟堂に座らせれば、堂々たる政治家である。次の木刀は九一である。九一は偉いがまだ真剣ではなく木刀くらいだ。」そこで狂介は「ではその次の棒は」と聞くと、栄太は笑って「これか、これはお前だ」といったらしい。ちなみに栄太自身は「晋作と玄瑞の間をゆく」らしい。


後書き

長々とまとまりのない文章を書いてしまいました・・・
栄太郎は亡くなったとき23歳。四天王の中で一番若く、そして一番早く斃れました。彼は肖像画も写真も残っておりません。大変残念なことです。同年代の見た栄太の容姿は大変優れていた、まあ今でいうイケメンだったそうです。
彼は教科書に載るようなことはしていません。かろうじて池田屋事件でしられているくらいです。そのせいか、某マンガでは何か危ない人みたいに書かれ、新選組の小説では沖田に斬られるだけで終わってしまうという、ひどい扱いです。特に某メーカーです。栄太はあんなんじゃありません!!
栄太はこんなにいい子(?)なんだということを知ってほしいです。
それにしても彼は、ガタの「棒」といい高杉さんの「放れ牛」といい、そして俊輔の「青びょうたん」といい、彼はいじめっ子性質なのだろうかと思ってしまいます。
最後にかいた「戯れ絵」の話。この話かなり好きです。さすが栄太、ちゃんとオチをつけています。
これは山県が後年語った話ですが、「なんとも人をバカにした話だ」と笑って語ったそうです。
ガタは、四天王の次に自分の名前を挙げられたのがかなり嬉しかったらしい…


〈引用・参考書籍:月刊松下村塾 vol3〉
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