上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.01.12 まるで恋文
さっきの記事の通りがんばりました!!
…というのは嘘です。すみません。
こないだ書いてたのにそのまま忘れてたやつです。

高杉さんが生涯書いた手紙の中に、ある一通の手紙があります。
それは江戸から萩にいる玄瑞に宛てた手紙です。
この手紙はファンには結構有名で、通称「恋文」です(笑)

冗談ではありませんよ。
本当に恋文みたいなんです。

読んでみたい方は続きから。

※注意
訳はまだ勉強中なのでかなり大雑把です。
正確な訳ではなく大まかな意味です。
間違ってる所もあります。

それでも気になさらない方はどうぞ。

久坂玄瑞宛て <安政6年(1859)4月1日> 一部抜粋

のぶれば御地の様子一つも知れ申さず、なおまた来翰ござなく候、少々不平の至りにござ候。
僕は貴兄、江戸にあるの節といえども、格別ついしょうももうさず、
御賓挙も余り申し上げず候えども、心中には僕はとても及ばぬこれ頼むべき人と思い、
兄弟の盟をも致したくとしょせん思い候えども、これまでついに口外仕らず居り候。
僕も一人の兄弟もござなく、常に心細く思い居り候くらいにござ候。
それ故この節も読書などに倦み候節、天下のことを案じ、
或いは御国の事は如何んなったかと思い候節、貴兄の顔が目前に看ゆるようにござ候。

…省略…

○杉蔵(1)入獄、憐れむべく、恥ずべし、弟もまた英傑恐るべく、愛すべし、弟の入京の議論、
 誰かあずかり候ものござなく候や気遣い申し候。
○清水浪人(2)先生来萩の由、いずれはやく何処か在向へ引きこもるよろしからんかと愚察奉り候。
○栄太郎(3)如何、富永の噂の一つもござなきがこれまた如何。
○松下塾は如何相成り候や承りたく候。
○貴兄は松下に御出でか承りたく候。萩表事実丸々承りたく候。
○桂(4)など如何。
○中谷(5)もこの度の一件は骨を折り候一番槍と相考え候。起居如何。
○中村道太(6)・赤川直(7)・松島(8)など御交わりなされ候や否や承りたく候。
○半井(9)如何。
○この節、何を御勉強か承りたく候。
○前田氏(10)は少々有志の士の由喜ぶべし。
○御遊歴は如何。
○ここもと形勢先ずおかしなものにござ候。京師へも七関を建つるにくむべし。
○松下先生(11)、獄にて如何の状態かくわしく承りたくござ候、日夜思いだし落涙仕り候。
○天下の議論如何と思し召しか承りたく候。
○のぶれば、僕朋友たいがい罪を蒙らん者ござなく候が、僕独り不罪は、
 僕が姦物か馬鹿か御覧定下され候よう必ず願い奉り候。
 余は後更申しのぶべく候。拝


(1)入江九一 (2)船越清蔵 (3)吉田稔麿 (4)桂小五郎 (5)中谷正亮
(6)中村道太郎 (7)赤川直二郎 (8)松島剛蔵 (9)半井春軒 
(10)前田孫右衛門 (11)吉田松陰

【引用文献:『高杉晋作からの手紙』 一坂太郎 1992年 新人物往来社】


この手紙は江戸にいる高杉さんが萩にいる玄瑞に宛てた手紙です。
前半のだいたいの意味は
「さて、国許の様子もわからず、君からの手紙がないので少し不満に思っています。
 僕は君が江戸にいる時も格別に一緒にいることもなく、褒めることも余りしませんでしたが、
 心の中では僕なんかはとても及ばない、頼りになる人物だと思っています。
 また兄弟の契りを交わしたいと思っていましたが、結局言いだすことは出来ませんでした。
 僕には兄弟がなく、常に心細く思っています。
 そのせいか読書などに飽きて天下のことを案じ、或いはお国の事はどうなったのだろうかと
 思う時など、何事につけても君の顔が浮かびます。」

この手紙から高杉さんが玄瑞を頼りにしている、ということがよく分かります。
それにしても玄瑞からの手紙がこなくてご不満な高杉さん。
兄弟の契りを交わしたいと思いながらも、恥ずかしくて(?)言い出せなかった高杉さん。
何事につけても玄瑞の顔が浮かんでしまう高杉さん。

この内容じゃあ玄瑞への恋文だと言われても仕方ないよ!!

…彼ほんとは繊細な人ですからね。
江戸にいた友人がどんどん萩に帰っちゃうから寂しかったんだよ、きっと。

そして後半の質問攻め。
きっと玄瑞もビックリしたことでしょう(笑)
栄太や入江兄さんのことを心配したり、今何を勉強しているのか、遊歴はどうしたのか、
桂さんはどうしているか、松陰先生の様子が知りたい云々。
その数16個。

この手紙を受け取った玄瑞の反応が見てみたいです。
自分としては、受け取ったとき栄太や入江兄さんもいて「まるで恋文だ」
といって笑いあってるのが理想です(しらねーよ)

さて、この高杉さんの手紙。
兄弟の盟はどうなったのか。
玄瑞は質問全てに答えてくれたのか。
自分は玄瑞の返信を読んだことがないのでわかりません(ないのかも)
また発見することがあれば紹介したいと思います。


関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sblog410.blog72.fc2.com/tb.php/149-ad1ead7d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。